アルマジロ的な心
アルマジロは硬い防護のために、甲羅をかぶって生き延びている。脅されたり、攻撃されたりすると、アルマジロは硬く締まったボールのように丸まって応じる。敵は、厚い鎧の球には歯が立たずに、やがてあきらめてどこかへ行ってしまう。安全な状態が戻ると、アルマジロは体を伸ばし、また歩き始める。
その防護のための甲羅は、自然界の敵意ある力に対する常に変わらぬ守護者であるという事。
人間はいとも簡単に傷つく生き物である。柔らかでか弱い体をしている。だた、それによって人間は柔軟さを得ている。同時に様々な命の危険に晒されているが・・・
人間はアルマジロに模してある種の防護を身にまとう傾向にある。中世の騎士の甲冑の硬い守り、現代の警官の防弾チョッキ、宇宙飛行士や深海ダイバー、実験室の科学者たちは、危険に満ちた環境から防護されるための特別な服を着る。しかし、これらの人々は極一部の例であり、多くの人間は防護するものをまとっている訳ではない。そのため、数千年もの間、日々の生活の中で危険に直面した時に少しでも安全であると感じさせる防護のための小物を使用する習慣が存在してきた。それらの小物はお守り、マスコット、魔除け、護符など、色々な名前で呼ばれている。体につけられていたり、持ち歩かれたり、持ち主の乗り物や建物の中にあったりする。その働きは2つ、悪運を払いのけるか、良運を引き付けるか。古くから伝わるこれらは背景に信仰要素が大きく関係している
